オンラインイベントの企画立案や演出に取り入れたい双方向性

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オンラインイベントを行っても想定よりも参加者が集まらなかったり、途中退席や投票母数の少なさに頭を悩ます事例が見受けられます。オンラインイベントはリアルイベントのように半強制的に会場内に着席させられる事が無いので、不参加や途中退席が出来てしまうのが運営上の難点です。利便性の高いオンラインイベントであるはずですが、なぜ参加者の集まりが悪いのでしょうか。特にオンラインイベントを企画立案する上で考えなければならないのは、主催者の目的よりも参加者の目的を優先するという事です。企画立案や演出方法の検討の際には、参加者の目的を念頭において主催者の目的と合致させる必要があります。また、単なる視聴にならないように、よりインタラクティブなツールを活用し、双方向性を高めておく必要もあります。オンラインイベントの成功事例や失敗事例から検証します。

オンラインイベント企画立案の失敗事例

オンラインイベント企画立案の失敗事例

オンラインイベントの企画立案や演出を行う上で、過去のリアルイベントをそのままオンラインで行うことで一体感を演出しようとするケースがあります。しかしオンラインイベントの場合、非日常空間への誘因や接点の少ない仲間とのフリートークの場が設定し難い事がデメリットになります。参加者の目的を明確にイメージしながら、一体感の醸成やインタラクティブなツールを利用して双方向性を演出していかなければ、オンラインイベントのデメリットばかりが露呈する結果となります。

事前期待獲得の重要性

リアルイベントでは、会場の雰囲気だけでも特別感や一体感が得られます。またそのスケールの大きさや対応の丁寧さなどでイベントのクオリティを感じる事も出来ます。非日常の空間の中で知った情報や見た情報は、心の中に強い記憶として残ります。反面、オンラインイベントはテレビよりも小さな空間で参加者の目的を果たす必要があります。プライベートに置き換えた場合、お金を払ってでも参加するイベントには、必ず自分自身の欲求を満たす事の出来る期待感を持って参加しているはずです。普段日常的に使用しているオンライン会議の延長では、非日常感や特別な演出の期待など、オンラインイベントに対する事前期待そのものが低くなります。企画立案の上で、まずは事前期待を獲得することが大切になります。

プラットフォーム選択の重要性

イベントへの入り口の段階から特別感を演出しなければ参加率が落ちてしまうのは当然の因果です。特別な日のオンラインイベントの企画立案をされる際には、招待メール、プレオープン、入口のサイト構築、配信サイトのオリジナル感などを強く演出するところからオンラインイベントの目的達成への演出が始まります。オンラインイベント専用のプラットフォームを選択する事で、開始前の段階から大切なイベントの目的達成を果たす可能性を高める事が出来ます。

オンラインイベントでしか行えない
インタラクティブな演出事例

オンラインイベントでしか行えないインタラクティブな演出事例

リアルイベントでは実施し難い演出も、オンラインイベントでは叶えられる方法があります。オンラインイベントのメリットを有効に活用できる企画立案が大切です。参加者全員との双方向コミュニケーションは、オンラインイベントならではの一体感や帰属感を醸成できます。インタラクティブな演出の事例を紹介します。

容易な意見集約の事例

大勢の参加者の前で「意見があれば挙手をするように」と求められても、周りへの気遣いや職責上の立場への配慮などで、声を上げにくいのがリアルイベントのデメリットです。単純に大勢の前で手を挙げて意見を言う事が恥ずかしいと感じる参加者もいるでしょう。オンラインイベントは、この問題を解決します。プラットフォームのツールを使う事によって、全ての参加者から意見を集める事が出来ます。オンラインイベントに切り替えた事で、質疑応答が例年の20倍近く行われ、全ての参加者の不明点が払拭できた事例もあります。膨大な多くの意見を収集する為に、コメントツールが使い易く見やすいオンラインプラットフォームの使用をお勧めします。

双方向性の高い楽しい演出

経営トップのパネルディスカッションを、セッション毎に参加者全員にアンケートを取る事で、ディスカッションの方向性が変わっていく演出は、事後アンケートで楽しい演出として、高い評価を得る事が出来ました。一方的に決められたプレゼンテーションを聞かされるのでは無く、今、参加者が何を考え、何に疑問に持っているのか、4択の設問を10分おきに全員で投票をしながら、ディスカッションを進めていくことで参加者の一体感が得られました。主催者の目指している「参加者の目的に叶うオンラインイベントになった」との評価を頂きました。

インタラクティブな演出を行う上でのオンラインイベントのメリット

リアルイベントでも、大きな一つの会場に大勢の参加者が集まりスマートフォンのアプリケーションなどでアンケートを行う事は出来ますが、参加者全員が同じWi-Fiの回線に集中する事で、人数が多ければ多いほどエラーを起こす演出でもありました。オンラインイベントでは参加者同士が離れたところにいるのが最大のメリットです。スムーズな運営を行うためにアンケートの設問や選択肢を素早く表示する事が出来る安定したプラットフォームを選択する事をお勧めします。

オンラインイベントで参加者が得られる優位点

オンラインイベントは、視聴環境的に全ての参加者に平等に映像や音声をクリアに届ける事が可能です。質疑応答の内容が会場のエコーの影響で聞き取りにくかったり、選択肢の画面が見にくい席というものは存在しません。参加者全員が見やすく聞きやすいという、オンラインイベントのメリットを有効活用する事が出来ます。

オンラインイベントは複数の拠点で開催できます。
企画立案・演出実績の豊富な専門会社にご依頼ください。

オンラインイベントは複数の拠点で開催できます。企画立案・演出実績の豊富な専門会社にご依頼ください。

オンラインイベントならではの双方向性のメリットとして、今まで集まる事が出来なかった遠隔地や海外、リアルな現場や顧客の自宅などの拠点と一緒にイベントを開催する演出方法を使える事があげられます。配信拠点には優劣が無いため回線の切り替え一つで、リアルイベントでは達成し難かった「より立体的な」中継ライブを行う事が出来ます。

◇株式会社ディーフレックスでは大臣の執務室や、海外の大使公邸、国際空港のロビーやVIP滞在先のホテルなどを多元的に展開するオンラインイベントにおいてもインタラクティブな企画立案の成功事例があります。

◇オンラインイベントにおいて企画立案し考案した多拠点中継の演出を成功させるには、オンラインイベント独特のノウハウが必要になります。幅広いインタラクティブなオンラインイベントをご検討でしたら企画立案の前に是非一度ご相談ください。

よりインタラクティブな、より演出効果の高い、より楽しいオンラインイベントを構築する上での注意するポイントや、成功させる秘訣などをご案内します。どうぞお気軽にお問い合わせください。